近年増加傾向にあり注意を

男性

見逃されることも

男性の前立腺に出来る悪性腫瘍である前立線がんは、従来は欧米人の男性に多く見られる病気の一つでした。しかし、最近では日本人の男性の間でも前立線がんを発症する人が増えています。60代以上の高齢者に多く見られる病気であり、初期症状が少なく見逃されることも多い病気です。前立線がんは放置されると骨やリンパに転移することが多く、見逃されることが多いことから病院に来た段階ですでに転移が見られることも少なくありません。ですが、前立線がんはがんの中では進行の遅いがんとなっています。その為、早期に発見することが出来ればかなりの確率で治療することが出来ます。転移が見られる場合でも、ホルモン療法によって治療を行なうことも可能です。

PSA検査で早期発見も

前立線がんは初期症状が少なく、下部尿路症状という高齢者に多く見られる症状であることからそうだとは気がつかれにくいという特徴があります。発見が遅れると転移してしまったり治療が難しくなってしまいますが、従来は早期発見が難しいがんだとされていました。しかし、最近ではPSA検査によって早期発見も可能になっています。PSA検査とは血液検査の一種であり、前立腺に異常があるとこのPSA値が上昇するので前立線がんを発見することが出来るのです。通常はこのPSA値はごくわずかですが、前立線がんになると数値が跳ね上がるのですぐにそうだと判断することが出来るのです。1年に1回PSA検査を行なうことで、前立線がんは早期に発見することが可能です。